ITアーキテクトとは

ITアーキテクトは「企業経営に作用するIT戦略を設計・構築する」職種。

ITアーキテクトの役割は情報処理推進機構(IPA)で「ビジネスおよびIT上の課題を分析。ソリューションを構成する情報システム化要件として再構成するのが役割。ハードウェア、ソフトウェア関連技術を活用し、ビジネス戦略を実現するために情報システム全体の品質を保ったITアーキテクチャを設計する」ことを定義している。

ITアーキテクトの専門分野は以下3つに分類されている。

●アプリケーションアーキテクチャ

アプリケーションコンポネント構造、論理データ構造などを設計

●インテグレーションアーキテクチャ

フレームワーク構造およびインタオペラビリティ(相互運用性)などを設計

●インフラストラクチャアーキテクチャ

システムマネジメント、セキュリティ、ネットワーク、プラットフォームなどを設計

クライアント企業や自社の「経営戦略」に向き合い、今後の事業の方向性と技術の最新トレンドをキャッチアップしながらシステム設計のあるべき姿を描く役割を担う。

ITアーキテクトに必要なスキル

システム開発において上流工程の知識や経験が必要とされる。経営にとってより重要な意義を持つシステム、大規模なシステムに携わった経験があれば望ましい。主に2020年以降は「ビッグデータ」「AI」「クラウド」などの知識・経験を持つ人が特に重宝される。

システム開発の上流工程経験と「経営志向」を持つ若手層がポテンシャルに期待して採用されることもある。

ITアーキテクトとシステムエンジニアの役割の違い

ITアーキテクトの役割はビジネス的な需要を満たすシステム全体像を描き、需要を満たすシステム全体像を「実現すること」である。そして、一つの領域の最適化能力が求められるシステムエンジニアだ。

まとめ

「アーキテクト」という言葉は設計図や設計者。つまり、ITアーキテクトとは簡単に言うとITに関する設計者のこと。ビジネスの課題解決に役立つ、ITシステムのグラウンドデザイナーと言い換えることもできる。

AI、IoTなどの先端技術の導入においてもアーキテクチャ設計に関する人材が求められるプロジェクトは多い。ネットワーク、データベース、セキュリティなど特定分野の専門家とも協同しながら、経営戦略とIT戦略の橋渡し役として上流工程の提案をおこなうのもITアーキテクトに求められる姿。

インテグレーション・アーキテクチャは企業内や企業間のシステムの連携と統合に関する構造、インテグレーション・アーキテクチャに関する設計を行うこと。企業内には複数のシステムがあり、これらをいかに連携させるかという点が作業効率化において極めて重要。

連携箇所を効率化し、作業効率をアップさせることがインテグレーション・アーキテクチャ。具体的な作業領域としては、要件の定義や、インテグレーション・アーキテクチャの設計、評価などの作業が中心となります。

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